ZO-1 kidney

 

バイオ病理研究所

 受託販売およびその他製品

バイオ病理研究所 研究所作業風景     
切り出し

ホルマリン管理濃度0.1ppm未満(第1管理区分)に対応する切り出し室で切り出し作業を行います。また湿標本を一時的に保管する部屋もホルマリン管理濃度0.1ppm未満を維持し、クリーンな作業下での実施を心がけております。
●依頼者の方で予め解剖され固定液に浸漬された組織をご希望の形(縦断・輪切り・冠状断・正中断など)に成形します。 
●切り出し方については依頼者によりさまざまですので、前もってご指定いただければ幸いです。
●固定液はHE染色だけであれば10%中性緩衝ホルマリン固定液で、後々免疫組織化学染色をお考えであれば4%PFA(パラホルムアルデヒド)固定などで最初から固定しておくのがポイントです。
●病理標本は「固定液による固定」がすべてです。解剖後は迅速に固定液に浸漬すると良い標本および良いデータに反映されますが、固定が悪いと残念ながらそれなりの結果がスライド上にでます(これまでの経験で良い標本、良いデータにつながりません)。

切り出し
病理用切り出しフォルダーについての詳細はこちら
包埋:バイオ病理研究所

HE染色および免疫組織化学染色ではパラフィン包埋を基本としております。凍結切片と比べてパラフィン切片は非常にきれいな組織像を得ることができます。また病理では基本中の基本の包埋です。

●包埋はただ単に組織をパラフィンブロックで固めるだけの作業ではなく、その後の薄切および病理検査において観察しやすい組織配置を心がけることがポイントで組織学がわかっていないと希望とする標本がうまく包埋できません。 薄切する前の重要なセクションになります。

包埋
トリミング:バイオ病理研究所 ●弊社ではパラフィンブロックを作製後、左写真の様にコテでカセットの周りについたパラフィンを溶かします。
●この作業は薄切者に気分良く落ち着いて薄切作業に集中してもらうため、弊社ではトリミングという過程をワンクッション置いています。カセット周囲についたパラフィンは薄切時に試料台へ設置しにくいことから(またそういう作業は不潔感を与えるため)弊社ではこのセクションを入れております。また、この時点でもカセット番号と組織をチェックすることで確認作業をしております。
パラフィンブロック整形
薄切作業風景 バイオ病理研究所
●病理標本作製はこのセクションがすべてのセクションの心臓部に当たります。固定がうまくいったとしても、この薄切できれいな薄い切片を作製できないと話になりません。安定した3μm厚の切片が薄切できるまでに毎日薄切に従事しても最低2年は修行が必要です(バイオ病理研究所での基準)。
●ただ単にパラフィンブロックを薄切するだけであれば簡単なのですが、組織学、いわゆる組織の構造が頭に入っていないときれいな面出しができません。従いまして最低2年かかる訳です(薄切を経験された方でないとこの難しさはわからないと思います)。中には病理標本は簡単にできると思われる方がいらっしゃいますが、実際自分で経験してみるとその難しさは身にしみると思います。
薄切
染色

●弊社では自動染色装置などの機器では染色しておりません。すべて手作業で実施しております。
●その理由としては、あらゆる依頼者様よりHE染色をご用命いただいておりますが、依頼様ごとで染色液の組成が異なります。そのご要望に対応するために染色はすべて手作業で実施しております。
●染色も経験が非常に重要になってくるセクションです。染色液をただ単に準備してもそれなりに染色はできますが色の濃さ・分別に失敗すると説得力のある生き生きとしたスライドはできません。水質・染色濃度・分別方法いずれも経験が必要になってきます。標本作製受託会社はそれぞれ独自のノウハウを持っていますからHE染色ひとつでも染まり方が微妙に変わってくるのが普通です。

免疫染色
●弊社では自動免疫染色装置では染色しておりません。すべて手作業で実施しております。
理由としては免疫組織化学染色の工程は各染色によってプロトコールがさまざまだからです。いつも同じプロトコールでは固定液が変われば染まらなくなってしまいます。抗体にあったプロトコールを組み立てていくことから免疫染色はすべて手作業で実施しております。
●ご承知の様に機械化することは効率を良くしますが、免疫組織化学染色の場合は機械化してしまうと機械にまかせっきりになってしまい、希望する発現部位が出ないことから弊社では手作業で心のこもった1枚、1枚のスライドを作製しております。
正直地味な作業風景ではありますが、確実に結果は出ます!
品質検査:バイオ病理研究所
●品質検査は染色後顕微鏡にてまず希望の組織がスライド上に表現できているか、組織の染色性および薄切・染色時に生じるゴミ・シワがないかなどの品質をチェックします。スライド1枚1枚を時間をかけてチェックします。参考までに品質検査は病理検査とは違います。病理検査の場合は品質検査後にさらに鏡検して診断します。
品質検査
病理検査

●GLPに則った病理組織学的検査(定性検査・定量検査
●開発スクリーニングにおける病理組織学的検査
●作用メカニズム、作用部位等の基礎検討における組織学的検査
●病態動物における病理組織学的検査
●顕微鏡写真撮影(OLUMPUS, Nikon)
●画像解析装置を用いた病理組織学的検査(カウント・面積・長さ等測定可能です) 画像解析はLuminaVisionを使用
●資格:医学博士、毒性病理学専門家、獣医病理学専門家、薬剤師が検査を行います。

計画書・報告書作成:バイオ病理研究所
●試験計画書および最終報告書作成は基本的にGLP試験の際に実施します。GLP試験はSOP(標準操作手順書)に基づき作製された試験計画書に従って実施する試験です。日本文・英文双方に対応しております。
試験計画書および最終報告書の作成

     
病理組織標本作製および検査
   
   
株式会社 バイオ病理研究所
   
    〒873-0511 大分県国東市国東町小原1200-2    
    TEL:0978-72-0454 FAX:0978-72-2320    
    E-mil:mail@biopathology.jp