バイオ病理研究所
 受託販売およびその他製品
 
病理組織学的検査

定性検査
定性検査は定量検査に比べて簡易な病理組織評価で、探索研究段階では初期の検査方法になります。弊社では基本的に依頼される方が参考にされている論文や規定項目に従って定量検査を実施します。簡単に言うと検査項目に従い、「-:発現なし、±:ごく軽度の発現、+:軽度の発現、++:中等度の発現、+++:高度の発現」の5段階に検査担当者が判定し考察します。最近の論文(2010年前後)ではレフリーが病理評価および病理写真の追加を指定されるケースが非常に高くなってきていて、Vitoroのデータはもちろんのこと、病理分野も論文がアクセプトされるために重要な位置を占めてくる傾向にあります。
定性検査一覧表(例)
定量検査一覧表(例)
定量検査グラフ(例)
定量検査
定量検査は①面積測定、②長さの測定、③陽性細胞数のカウントが主な定量検査になります。基本的には依頼される方が参考とされている論文や規定項目に従って定量検査を実施しますので、お気軽にお問い合わせ下さい。納期としては検体数や染色数にもよりますが、基本的に検体受領後標本作製+定量検査で1ヵ月以内で納品しております。
●面積解析:線維化などの面積を定量的に検査します。例えばシリウスレッドで赤色に染色されている部分の面積を画像解析にかけると右写真の様に赤色部分が緑色に解析され面積を測定します。一見、定量検査自体はコンピューターを使用するため簡単そうに見えるかもしれません。コンピューターは色(RGBやHLS)だけで判断しますので膠原線維以外の組織中の色も取ってくるため事前のキャリブレーションが非常に慎重かつ時間がかかる作業になります。
シリウスレッド染色
画像解析後
 
●面積解析:膠原線維が少ないケースの場合でも右写真の様に膠原線維だけを測定できます。従いまして、微妙な膠原線維の増加も定量的に測定できます。
シリウスレッド染色
画像解析後
 

●細胞数のカウント検査
左写真はある一定の距離に限定してその範囲内の発現細胞数を測定するという定量検査になります。右写真の様に赤色部分が一定距離内に発現しているタンパク発現細胞に相当します。この作業はコンピューターで解析するとすべての茶色い色を取ってくるため自動化は不可能です。すべて手作業でカウントしていきます。

黄色線内における表皮に発現した細胞
黄色線内における表皮に発現した細胞数のカウント
 

●メサンギウム/糸球体 面積比測定
基本的に腎臓1検体内の糸球体5-10個における糸球体面積およびメサンギウム領域面積を測定し、メサンギウム領域/糸球体面積比を定量化します。糸球体面積は手作業による面積を求めるため、この定量化には時間がかかりますが、正確な比率を求めることにより、メサンギウム細胞の増生や糸球体の萎縮など把握することができます。

  腎臓 メサンギウム領域/糸球体 面積比  緑矢印がメサンギウム領域、赤線が糸球体面積    

   
病理組織標本作製および検査
   
   
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